【未経験から2ヵ月で取得】Tableau Desktop Specialist資格試験勉強法まとめ

Web

はじめに

Tableauを触ったことのない筆者が2か月で「Tableau Desktop Specialist」に合格した学習方法について記載します。

詳細に書いたので分量が多くなりましたが、未経験でも2か月で十分に取得できる資格です。

実務でTableauを使うことになった方やTableauとはどんなBIツールなのかを学習したい方にはおすすめの資格ですので、ご参考にしていただければ幸いです!

Tableau Desktop Specialistとは?

Talbeauの認定資格の1つで、公式ホームページによると、基本的なスキルと製品知識を証明する」ことができる試験との記載があります。

試験申し込み

試験概要は下記の通りで、申し込みは認定資格試験アカウントを作成して行いますので、時間に余裕を持って申し込みを行いましょう。

試験はお近くのテストセンターで受験することができます。

Talbeau公式ホームページより引用

申し込み方法(詳細)

詳しい申し込み方法は、こちらの情報をご確認ください。

https://mkt.tableau.com/files/CertificationAccountCreation_ja-JP.pdf

試験概要

試験概要は下記の通りで、1,000点満点で750点で合格となります。

スケールドスコアのため、きっちり75%で合格というわけではありませんが、8割ほど得点できていればほぼほぼ合格となるはずです。

Talbeau公式ホームページより引用

試験範囲

試験範囲の詳細は後で記載しますが、おおまかに下記のような内容となっています。

ざっくりと分類すると、領域1~3がTalbeauのBIツールとしての使い方(操作方法)で、領域4がTalbeau特有の概念知識の問題となっています。

Talbeau公式ホームページより引用

試験範囲(詳細)

より詳細な試験範囲は下記リンク先のTableau公式試験ガイドをご確認ください。

https://mkt.tableau.com/files/TableauDesktopSpecialist_ExamGuide_JP.pdf

学習方法

合格するための学習方法を、ステップ①~⑤でまとめます。

ステップ④までで1ヵ月半、ステップ⑤で2週間を目途に進めてみてください!

ステップ① 模擬問題集を1回分解いて概要を把握する

まず試験概要を掴むために、模擬問題集を1回分(60分)解いてみましょう。

模擬問題は、上でご紹介した公式試験ガイドに数問載っていますが、全く分量が足りないため、下記のudemy講座の模擬問題を解くことをおすすめします。

Tableau Desktop Specialist Certification Practice Tests icon

全く解けなくても問題ないので、試験の分量や内容を掴みましょう。

ステップ② 模擬問題を解きまくる

ステップ①で概要を掴んだら、残りの4回分の模擬問題を解きまくります。

ここで重要なのがステップ③と④を並行して進めることです。

1回分が終わったら答え合わせとステップ③・④をセットで行うことをおすすめします。

ステップ③ Tableau Publicで操作方法を学ぶ

ステップ③では、Tableau Publicを用いて操作方法を学びます。

Tableau Publicとは?

無料でTableau Desktopと同等の機能を使用することができるツールです。

ビジュアライズを作成して、公開・共有することができるプラットフォームとなっています。

作成したビジュアライズは「公開」して保存することしかできないため、データの取り扱いに気を付ける必要がありますが、Tableau Dektopの操作方法を学ぶにはうってつけのツールです。


https://public.tableau.com/app/discover

どのように学ぶか?

ステップ②でわからなかった問題について、実際に手を動かしながらTableauを操作して、操作方法をを学びましょう。

ステップ①で問題を1回分解くとわかりますが、この試験はTableau Desktopの操作方法(グラフの作成方法・操作するに当たって必要なツール自体の知識)を問う問題が多いです。

実際に操作することで、知識を定着させます。

丸暗記でも問題ないですが、中々覚えるのが難しいので、実際に操作しながら覚える方がトータルで早いです。

仕事でTableauに触れていない方はこちらの方法をおすすめします!

ステップ④ Tableau特有の概念をまとめる

ステップ④では、ステップ②で間違えた問題の中で、「Tableau特有の概念」を問う知識問題の内容をまとめます。

下記のような概念知識は、頻出かつ知識の定着が難しいため、ステップ④でメモやエクセルなどでまとめておき、試験前に見直すことをおすすめします。
  • ディメンションとメジャー
  • 不連続フィールドと連続フィールド
  • メジャーの集計

配点としては15%とそこまで高くはありませんが、壊滅すると合格が遠のきますし、逆に一度覚えてしまえば得点がとりやすい分野です。


ステップ⑤ 模擬問題集をもう1周する

ステップ④まで終われば、模擬問題集をもう1周しましょう!

1周目よりは解きやすくなっているはずですし、2周することで知識の定着を図ります。

終わりに

筆者が合格に必要だと感じたポイントに絞って学習方法をご紹介させていただきました。

実際に筆者が資格を取得して感じたメリットとしては、下記2点です。

  • 実務で部分的に使用していたTableauの機能を体系的に学べたこと
  • 曖昧だったTableau特有の概念知識を理解できたこと

試験の対象が実務経験3ヵ月~となっていますが、未経験でも十分に合格できる資格だと思いますので興味がある方はぜひ勉強してみてください!

自己啓発の人気オンラインコース

コメント