【簡単まとめ】メールサービスの仕組み

はじめに

業務でメールサービスを取り扱う際、曖昧に理解していた点が多かったため、

調査した内容を改めてまとめたいと思います。

 

メールの仕組み

メールサービスは、ネットワークを介して文章や画像などのファイルをユーザー同士でやり取りするサービスです。

インターネットではSMTPとPOP3、IMAP4というプロトコルを使用しています。

 

メールサービスの種類

メールサービスには、クライアント側のPCにインストールしたメールソフトで利用するものや、Webブラウザで利用するWebメールなど様々な形で提供されています。

 

基本的なメールサービス

クライアントPCにメールソフトをインストールして使用します。

メールソフトの設定が必要(メールサーバ名、ID・パスワード、メールアドレスなど)で、具体的なサービスとしてはOutlookやWindows10などがあります。

 

Webメール

ブラウザ(Goole Chrome、FireFox、Safariなど)で使用します。

具体的なサービスとしては、GmailやYahooメールなどがあります。

 

メールで利用するプロトコル

メールで使用するプロトコルは、SMTPとPOP3の2つのアプリケーション層のプロトコルを使います。

SMTPサーバとPOP3サーバを合わせてメールサーバと言います。

 

SMTP

メールデータを送信する役割を担います、SMTPサーバはメールを受け取り、宛先のアドレスを見てどのSMTPサーバに送るかを判断します。

イメージとしては

送信者⇒送信者のSMTPサーバ⇒受信者のSMTPサーバ
という流れになります。

POP3

メールをする受信する役割を担います。POPサーバは、ID・パスワードによって、正しいユーザかを判断します。

イメージとしては、

SMTPサーバのメールボックス⇒POP3サーバ⇒受信者
という流れになります。

IMAP4

POP3の代わりにIMAP4(Internet Message Access Protocol Version 4)というプロトコルを使ってメールを受信することも可能です。

POP3だと、メールデータが受信者側の端末に保管されるのに比べて、IMAP4だとメールのデータがサーバに保存されるため、複数の端末でメールデータを確認することができます。

 

HTTP

Webメールでは、Webブラウザを使用してメールを送受信します。

ユーザとWebメールサーバとの間のデータのやり取りは、HTTPを使用します。

イメージとしては、

ユーザー(ブラウザ)⇐[HTTP]⇒
Webメールサーバ(Webサーバとメールサーバの両方の機能)⇐[SMTP]⇒
他のSMTPサーバ
という流れになります。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

漠然と理解しているメールサービスの仕組みを簡単にまとめました。

理解の助けになれば幸いです。

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